5月にワークショップを開催します
5月にいわき市暮らしの伝承郷で、「ベビーおじょんこ」作りのワークショップを開催します。(詳しくはこちら)
今年度の活動目標の一つに、「自分たちで作るだけでなく、おじょんこの文化を知ってもらう」ということを掲げています。その第一歩として、いわき市中央台にある「いわき市暮らしの伝承郷」さんの協力を得て、ベビーおじょんこ作りのワークショップを企画することができました。
とはいうものの、初めての試みなので、勝手がよくわからない……。それで、スペースの確認を兼ねて予行演習をしたい旨を「いわき市暮らしの伝承郷」さんお願いしたら、快くOKしていただきました。
「いわき市暮らしの伝承郷」にやってきました!
ワークショップは、ロビーで行います。すでに、畳と机をセットしていただいてました。早速、当日配布する予定の資料を見ながら、明るさや作業スペースの確認に入ります。
定員は10名なので、ちょっとこれでは狭いかなあ……。ということで、当日は、もう少しスペースを確保することを確認。コロナの感染防止もありますが、布を広げるスペースは十分に確保しておかないと作業がしにくいですからね。
伝承郷タンケンへ!
ところで、「いわき市暮らしの伝承郷」ってどんなところかご存じですか?
「いわき市暮らしの伝承郷」では、いわき市内の古い(江戸時代後期から明治時代にかけて造られた)民家を5棟、移築して展示しています。のんびりとした懐かしい光景が広がる素敵なところですよ。ちょっと、タンケンしてみます。
古民家には靴を脱いで上がることもできます。縁側でちょっと日向ぼっこしました。
「いわき市暮らしの伝承郷」では、昔の道具も展示されています。糸車もありましたよ。昔の人はこれで綿から糸を紡いでいたんですよね。実際にやってみたい~。私たちの活動でも、そんなこともできるようになるといいなあ。
おじょんこは、袖がついていないので、動きやすいのが魅力。しかも、春先のように気温が不安定な時には、暖かさもちょうどいいんです。木登りだってできちゃうんです。
ベビーおじょんこ作り、始まってた!
さてさて、伝承郷のタンケンを終えて戻ってみると、みんな早速ベビーおじょんこ作りに取り掛かっていました。
今回は、キルティング生地を使用します。まずは、基本の印付け。これが一番大事です。正確に作業しないとあとでエライことになる……。ベビーおじょんこもおじょんこも、和裁なので、基本的に「型紙」というものはありません。印付けがすべてなんです。
裏地も、印をつけてから裁断します。表のキルティング生地とあわせて「はぐ」という作業します。印をつけ終わったら、いよいよ裁断です。ドキドキする瞬間……。
でも、着物などのように、それほど複雑な構造はしていないんです。もっとも、私たちも最初はちんぷんかんぷんでしたが。わかってくると、合理的な構造になっているなあと感心してしまいますよ。
裁断が終わったら、あとは縫い合わせていく「だけ」です。でも、縫い方がいろいろとあるので、ちょっと難しいです。
できるだけわかりやすく作り方を説明できるように、私たちも頑張ります!
私たちの活動を冊子にしました!
私たちの昨年度の活動を冊子にまとめました。「いわき市暮らしの伝承郷」さんにも、おかせていただいてます。よろしかったら、お手に取ってご覧になってくださいね。
"ベビーおじょんこ"を作ってみませんか?
この日は午後まで、綿密に打ち合わせと作業手順の確認をしました。当日、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。